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初記事
2007 / 02 / 25 ( Sun )
今日より、この『剛至の俳句鑑賞記』を開始します。主に、自分の感銘の受けた俳句を皆様に「一日一句」ずつ、ご紹介していきたいと思います。名付けて「一日一句鑑賞」です。精一杯、運営して参りたいと思いますので、ご精読よろしくお願いします!

さて、今日は記念すべき第一句目☆

キャンディーを谷に落とせば虹の種 (塩見 恵介)

 これは塩見恵介氏の第一句集『虹の種』(蝸牛新社)より抜粋した一句である。「虹」と言えば、真っ先にこの句が思い浮かぶほど好きな句だ。
 この句の根底には無論、空想がある。キャンディーを谷に落とせば、虹が出来るかもしれない。よって、「キャンディー」を「虹の種」と表現した。巷では、俳句は四季折々の情景を詠み込む文芸という観念がある様だが、四季折々の美しさよりも、むしろこの句の様に豊かな発想や詩的さを売りにしたパターンは多々ある。強いて言えばこの句は無季俳句なのかもしれない。しかし、この句に於いては、そんな事よりもキャンディーの持つ鮮やかな色彩や甘味、香りなどのメルヘンチックなイメージが正に「虹」を喚起させてくれ、読者を甘い世界へと誘導する華麗な魅力がある。
 そもそも、「虹の種」という新表現を発明した事が先ず手柄であり、その手柄を、キャンディーとの配合(取り合わせ)によって巧みに表現する事に成功している。
 また、作者は、『現代俳句一〇〇人二〇句』(邑書林)に於いて、「自分なりの新表現の成否を、句会を通じて、楽しみながら探る。」と記している。
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テーマ:俳句 - ジャンル:小説・文学

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